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「愛って、なあに?」子どもにそう聞かれたらどう説明しますか?
「好きな人ができたときの気持ちのことだよ」
もちろんそれも愛ですね。だけど、それだけじゃないんです。
自然を愛すること、友達を愛すること、人を思いやること。
それも全部、愛なんです。
『ククとムクのこいのはなし』
この絵本には大事な「愛」がたくさん出てきます。
木の恋をテーマにしていますが、自然愛、友情、思いやり、
さらには地球を愛する心までも大事にしてほしいという想いで描きました。
そしてそのためには、どうしても「死」を描く必要がありました。
地球ではいつもたくさんの命が亡くなっています。
だけどそれで終わりではなく、命は循環しているのです。
死ぬと粒子になり、自然に還り、形を変える。
それは当たり前のようでいて、奇跡なのだと思っています。
多くの命に支えられ、生まれ変わり、誰かを見送り、そしてやがて自分も死ぬ。
深い愛に包まれているからこそ、命はまた巡ってくるのですね。
私たちの中に、自然の中に、そして地球上にあふれている慈愛を知ってほしい。
それがこの絵本の本当のテーマです。
ククとムクのこいのはなし 公式 Instagramはこちら
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